Football × Journey = Pura Vida!

Pura Vida!とは中米コスタリカの挨拶でよく使われる「素晴らしい人生だよ!」の意味。

日本放浪クルマ旅。


あ、1か月以上ぶりの更新だ…。


それまで毎日のようにやっていたのに、

急にパタッとやらなくなるのは、

熱しやすく冷めやすい、

そして飽きっぽい、

そんな自分の性格そのものですね。


どんまい。


この間は、2週間ほどかけて、

奥さんと車の旅に出てたりもしました。


ずっと行ってみたかった

福岡県を目指しつつ、

途中途中いろいろな人に会いながら、

ゆるゆると。


これがほんっと素敵な旅に!


急な連絡にも関わらず、

みなさん時間を作ってくれて。

さらには、

泊まれる場所を提供してくれたり、

ご馳走してくれたり。


もうただただ感謝です、感謝の限りです。

どうもありがとうございましたー!!


お会いできた愉快な人たちの写真をドドンと。



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ほとんどが

それまでに面識のある人たち、

でも会った場所の大半は僕が住んでる東京で。


今回はその逆、相手のホームで。


オモシロイことにやっぱ違うんですよねー。

なんだろ、より力が抜けているというか、自然体で。


それが心地よくて、さらに嬉しくなって。


場所に影響されない自分でいたいと思う反面、

場所の影響をちゃんと受けられる自分で

ありたいなぁとも思いました。


影響されないようにって

頑なになったら不自然になっちゃいますもんね。


うん、それは嫌だ。


コスタリカキューバ

中南米ジャーニーで

様々なことを感じたように、

この日本放浪クルマ旅でも、

人と会うたびに、場所を移るたびに、

気づいたら様々なことを感じていました。


で、それをもとに、

じんわりと考えさせられる。

日々、ココロの根っこの部分に触れられる

素敵な旅となりました。


それをどんな形にしていこうか。


そんなことを考え続けていたこの1か月。


そろそろ動き出しまーす。



『 あなたは風を変えることはできない。

     しかし、目的地に着くために

     帆を調節することはできる 

              パウロ・コエーリョ(小説家)



ぜひ知ってほしい人。


2002年の日韓W杯が始まる前に

コスタリカに渡ったとき、

知り合いはひとりもいませんでした、

サッカーがやれる当てもありませんでした、

スペイン語も話せませんでした。


それでもお金をもらいながら

2部リーグのチームでプレーできたのは、

僕がスゴイからというわけでは当然なく、

周りの人たちが助けてくれたからでした。


これは謙遜でもなんでもなく、

素晴らしい人たちとの「 出逢い 」がなかったら

本当に実現しないことだったのです。


そんなたくさんの恩人の中に 、

コスタリカに10年以上住んでいた 

” マサタさん ” という日本人の方が。


まだチームが決まらない時期に膝を痛めた僕は、

別の日本人の方に連れていってもらい、

マサタさんに膝を治療してもらったのです。


その治療もそうなのですが、

それ以外にも大きな感謝をしないと

いけないことがありました。


それは治療中にした何気ない話しから。


「 宿じゃなくて

     アパートを借りれたらと

     思っているんですよねぇ 」


するとマサタさんは笑顔で


「 おお、そうなのか。

    よし、じゃあ探しに行こうー 」


治療が終わるとすぐ、

彼の大きなアメ車で街に繰り出したのでした。


そして「 部屋貸します 」の張り紙を

見つけるとその場で、書かれた番号に電話。


7〜8件くらい電話をしてくれた後、

希望の価格に合う物件にあたり、

一緒に見に行ってその場で仮予約。


数日後の正式契約にも立ち会ってくれ、

僕はマサタさんと同じ街に住むことになったのでした。


そしてこの街「 ベレン 」で、

とんでもない出逢いと遭遇したのでした。


http://tetsufootball.hatenadiary.jp/entry/2016/11/14/034014 


そう、マサタさんがアパートを探しに行こう

と言い出してくれてなかったら、

その出逢いもなかったのです。


それからもマサタさんにはよくお世話になり、

チームとの契約後には彼とそのファミリーの家に

居候もさせてもらいました。


そんなマサタさんは残念ながら、2007年に他界。


昨日たまたま、

そのときに書いていたブログをあらためて読んだのです。


余命宣告をされてからの日々のこと。

波乱万丈の人生を楽しく優しく生きてきた 

” マサタさん ” という

ひとりの男の生き様と言葉が綴られていて、

これは多くの人に知ってほしい!との衝動が。


ぜひぜひ読んでみてください!


自分が本当に大事にしたいことを

色鮮やかに思い出せるんじゃないかなと思います。


当時、勇気づけられたように、

昨日また奮い立ってしまいました。


マサタさん、元気にやってますか?


あなたがかけてくれた言葉のように

生きていきたいとあらためて思いました。

本当に本当にどうもありがとう。


「 定められた終わり。」

http://plaza.rakuten.co.jp/tetsupuravida/diary/200602210000/ 


「 あの日のまま。」

http://plaza.rakuten.co.jp/tetsupuravida/diary/200602280000/  


「 かがやき。」

http://plaza.rakuten.co.jp/tetsupuravida/diary/200605070000/ 


「 あなたの病室。」

http://plaza.rakuten.co.jp/tetsupuravida/diary/200606140000/ 


「 田舎時間の幸せ。」

http://plaza.rakuten.co.jp/tetsupuravida/diary/200608060000/ 


「 幸せのカタチ。」

http://plaza.rakuten.co.jp/tetsupuravida/diary/200610220000/ 


「 素敵な奇跡を。」 

http://plaza.rakuten.co.jp/tetsupuravida/diary/200611120000/ 


「 これからも。」

http://plaza.rakuten.co.jp/tetsupuravida/diary/200701030000/


「 生かされて。」

http://plaza.rakuten.co.jp/tetsupuravida/diary/200702180000/ 


「 春に向かって。」

http://plaza.rakuten.co.jp/tetsupuravida/diary/200703040000/ 


「 自分らしく。」

http://plaza.rakuten.co.jp/tetsupuravida/diary/200703280000/



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無邪気な笑顔のおじさん。


キューバの首都ハバナから

バスで16時間かけて辿り着いたのは

サンティアゴ・デ・クーバ

という古都。


街のあらゆるところに歴史を感じる

キューバ革命発祥の地です。



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事前にチェックしていた宿を

探し歩いていると、

小さな広場で仲間とお喋りをしていた

おじさんに話しかけられました。


「 どこを探してるんだ?」


宿の名前を告げると

いきなり言葉は英語に変わり


「 オレは昔アメリカに行ってたから

     少し英語が話せるんだ。

     宿まで案内してやるよ 」


これは後で

お金を請求されるやつだと思い、

大丈夫だよ、ありがとうと伝えると


「 心配すんな、

     お金をもらおうとはしないから。

     行こう、行こう 」


その話し方と

どこかで見たことのあるような

無邪気な笑顔に大丈夫だなと思い、

ついていくことにしました。


3分ほど歩くと宿に到着、

しかし部屋はまさかの満室。


「 よし、その向かいのとこも

     いい宿だから聞いてやるよ 」


ところが再び満室。


「 じゃあ、

     あっちの道のとこに行ってみよう 」


が、またもや満室。


おじさんはその後も

一緒になって探してくれ、

5件目にしてようやく空室の宿を発見。


「 おお、よかった!

     じゃあ、またな!

     いい時間を過せよ〜 」


おじさんは無邪気な笑顔を浮かべて

あっさりと去っていきました。


チェックイン後

ちょっとゆっくりしてから、

中心地に向かおうと道を歩いてると、

さっきのおじさんに遭遇。


「 セニョール!

     さっきはありがとう!

     これ、ちょっとしたお礼。

     何種類かあるんだけど、

     全部日本のお金なんだ。

     全然高いコインじゃないんだけどさ。

     よかったらもらってよ 」


するとおじさん、

あの無邪気な笑顔で


「 ええ、もらっていいのか〜!?

     嬉しいよ!ありがとう!

     これが日本のお金なのか〜。

     スゴイな〜。

     ほんとありがとな!!」


本気で喜んでくれてるのが

伝わってきて、

こっちもさらに嬉しい気持ちに。


しかも、

さらなる嬉しさを実感する出来事が翌日に。


道で出くわしたおじさんが

一目散にうちらに向かってきました。


「 おい、見てくれ、見てくれ、

     お前たちとの思い出!」


見せてくれたカードケースの中には

プレゼントしたコインが!


おじさんよ、

それはあまりにも嬉しすぎるぜ…


中南米での忘れらない思い出が

またひとつ刻まれたのでした。


そして

サンティアゴ・デ・クーバを旅立つ日の朝。


奥さんと


「 おじさんと会えたらいいね 」


なんて言ってると、

初めて会ったときの広場におじさんが!

ほんとこの人とは縁がある。


「 セニョール!

     うちら今日この街を出るんだ。

     会えてよかったよ!

     ほんとありがとう! 」


その後おじさんがボソッとひと言。


でもその単語の意味が

一瞬わかりませんでした。



「 チップ 」



ん………???



「 チップ、チップ 」



そこでやっと意味がわかりました。


これまでの自分の行いに対しての

チップが欲しいとのことだったのです。


このタイミングかーーーい


「 いやいや、

     うちらはあのお礼と思って

     日本のお金を渡したんだよ 」


「 そっか、でもチップをくれるか?

     YES or NO?」


なんか納得のいかないこの展開、即答で


「 NOだよ、申し訳ないけどさ 」


するとおじさん、

いつもの無邪気な笑顔を浮かべて



「 オーケー、オーケー!

     まったく問題ない!いい旅をな!」



ズッコケました。

深いです、キューバ


さらなる思い出をありがとう、おじさんよ。



  『 未来のために

      今を耐えるのではなく、

      未来のために

      今を楽しく生きるのだ。』

               チェ・ゲバラキューバ革命指導者)



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コスタリカ&キューバの食事。


親にスゴク感謝してることのひとつに

「 旅人仕様な身体 」に

育ててもらったというのがあります。


「 どこでも爆睡できる 」


「 何でも美味しく食べられる 」


おかげさまで

どんな宿に泊まっても大丈夫だし、

日本食のないツラさを味わうこともなし。


中南米ジャーニーでも

まったくもって困ることはありませんでした。


まぁ、コスタリカキューバ

食べるものに関しては、

日常的にお米が食べられるので

タイ米のようなお米ですが )

難易度は低いのですが。


今回は

現地で食べたものを写真でご紹介!

コスタリカキューバ

比較的似ているので分けずに一緒に。


で、家での食事、定食屋さん、

ちょっと高めのレストランなど

混ざっております。



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とここまで食事の写真を

羅列しておいてなんですが、

一番印象に残った食べ物はフルーツ!

特に、コスタリカのパイナップル!!

衝撃の甘さ!!!

酸味の行方がわからないほどに甘い…

しかも丸ごと一個で¥200くらいという安さ…



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パパイヤとバナナも

これまで食べたことのないほどに甘かったです。


時期がズレたら

これまた激甘なマンゴーが控えているので、

フルーツ好きにとっては

パラダイスですよ、コスタリカ



  『 食べるために生きるな。

      生きるために食べよ 』

                                  イギリスの諺



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旅の出逢い。


キューバの首都

ハバナの長距離バスターミナル、朝7:00。


バスで5〜6時間かかる目的地

「 トリニダー 」へのチケットは

前日に完売してしまったのですが、

キャンセル待ちできるということで

朝早くにやって来ました。


ところが

いざバスターミナルに来てみると、

僕も奥さんもなんかモヤモヤ。

行きたい場所に対しての気分が

変わってきてしまいました。


「 せっかくなら行っちゃう?」


「 よし、行っちゃおう 」


そして目的地は、

バスで16時間かかるキューバ東部の街

サンティアゴ・デ・クーバ 」へと変更。


ここには

もともと行こうとは思っていたのですが、

なにせ遠いので途中の街を巡りながら、

刻んで刻んで向かおうと考えていました。


でも


「 16時間のバス移動の

    予測できない感じも惹かれるなぁ…

    しかもキューバで… 」


結局その気持ちが

お互い上回ってしまい目的地変更、

チケットも無事に購入できました。


出発は15:00だったので

待ち時間は8時間ほど。

待ち合い室でノンビリ待つことにしました。


奥さんが持ってきた、

谷川俊太郎さん、高田宏さん、

よしもとばななさんの対談集

『 ことばを生み出す三角宇宙 』を。


「 ぼくなんかでも、

     わりと枠があったほうが

     書きやすいところがあって、

     題名が決められたり、

     行数が限られているほうが

     やりやすいとか、

     それと同じようなことだと思います。

     形というか器みたいなものが

     必要だということは、

     文章の上でもなんの上でも

     必ずあると思うんです。」


意外だった谷川さんのその言葉。


顔を上げると

待ち合い室のテレビでは

スペインリーグの

バルセロナ vs マラガ 」

の試合が放送されていました。



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確かにバルセロナにも器がある。

その器があるからこそ

余計な迷いがなくなって、

一人ひとりのパーソナリティが

より輝くんだよなぁ。


縛りつけるためではない、

より広がっていくための、

より自由になっていくための器は

今の日本だとどの分野であるんだろう…


「 日本人の方ですか?」


ふいに声をかけられ、

そちらを見ると

年配の日本人の男性と女性が。


「 どちらに行かれるのですか?」


そこからいろいろな話しになりました。


仕事は少し前に

リタイアされたということ、

1年に数回ご夫婦で

外国への旅に出るということ、

ツアーの旅は耐えられないということ、

辺境の地ほど行ってみたいということ。


僕たちも

自分たちの話しをするとご主人は


「 へぇ、似た者同士だね、嬉しいなぁ。

     もしまだ時間あるなら、

     そこの食堂で朝食でも

     一緒にどうですか?」


そしていたずらっぽい笑顔を浮かべ


「 大丈夫、

    お金はいっぱい持ってるから(笑)

    ぜひぜひごちそうさせてください 」


みんなで食堂に移動して、

あらためて自己紹介を。


そして4人分のキューバサンドを注文。


「 ビールは飲めます?

     せっかくの出逢いだから

     乾杯しましょうよ 」


「 Bucanero 」という

キューバビールで乾杯。


その後も

それぞれの人生や旅のいろいろな話しを。

ビールを次々にお代わりしながら。

しかも早朝に。


楽しかったなぁ、ほんと楽しかった。


予期せぬ出逢い、予期せぬ展開。

まさに旅の醍醐味のひとつ。


「 この人(ご主人)は

     飛行機でもバスでも

     必ず窓際の席にすぐ座るんです。

     で、飽きずにずーっと

     外の風景を眺めてるんです 」


「 いや、だってさ、

     うちらの見たこともない世界が

     そこに広がってると思ったら、

     それはやっぱ見たいじゃん、

     見逃したくないじゃん。

     オレは見たことのない世界を

     これからもずっと見ていきたいんだ 」


気づけば、時間は10:00過ぎ。

おふたりのバスの出発が迫っていました。


「 もしよかったら、

     僕の連絡先を渡してもいいですか?」


その申し出にご主人は


「 いやいや、

     これは旅の出逢いってことで。

     縁があれば、

     きっとまたどこかで逢えるよ 」


そして、

まだしばらくバスを待つ僕たちのために

持ち帰り用のキューバサンドとビールのお代わりを置いて


「 どうもありがとうね、

     ほんと楽しかった! 」


と颯爽と去っていったのでした。


どうもありがとうはこちらこそ。

また世界のどこかで!



  『 旅人の目的地は場所ではなく、

       世界を見る新しい視点だ。』

                    ヘンリー・ミラー(作家)



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自然さ。


11月下旬から2週間滞在した、

カリブ海に浮かぶ島国キューバ

インドと並んで

ずっと訪れてみたい国のひとつでした。


映画『 ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ 』が

好きなのも影響してきたかもしれません

( 映画館で1回、DVDで3回鑑賞 )


世界遺産にも登録されている首都ハバナは、

そのときの印象通りの

古くて素敵な街並みでした。



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でもさらに印象に残ったのは「 人 」。


すごくオープンで人懐っこく、で、剥き出し。

観光客相手の商売でもマニュアル的な

加工された部分は一切なく、

それぞれが持つ「 天然さ 」

言い換えると「 自然さ 」が光ってるというか。


例えば、ココナッツのお菓子売りのおっちゃん。



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綺麗な衣装を着た花飾り売りのマダム。



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レストランへの客引きをしているおっちゃん。



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お客さんの座席に座りながらの客引きって(笑)


でも実際、

このおっちゃんに声をかけられた

何人もの観光客が

レストランに入って行ってました。


うん、形よりも大事なのは、

どれだけ心を込めてるかだ。


街中でこうした

「 自然さ 」に触れられるって、

なんかスッゴクいいなって思いました。

うらやましく思いました。

心地よかったんですよねー、心から!


それはきっと、

自分の自然さも引き出されてたから

だと思うのです。


やっぱ自然に生きられるって

素晴らしいことだよなぁ。


キューバでは

そう感じることが多かったです。


もちろん、だからこそ、

面倒くさいこともある。

でもそれも含めての

「 人間 」じゃないのかなと。


とここで、

昔に書いたブログを読んでみました。


ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ

を初めて観た2008年に書いた記事。





じつはオレ、

この映画のラストシーンで

大号泣しちまいました。

全然泣かせるような

シーンではないんですよ。


周りからも

「号泣する映画じゃねーだろ」

と言われたし。


でもオレは確実に

何かに感動して大号泣してた。


そのことが、

不思議で不思議でしょうがなかったのです。


しばらく考えた後、

こんなことを妄想してました。


ドーンと感動したのは、

そこに大切にしたい何かがあって、

自分が追い求めていきたい

何かがあんじゃねーかと。


つまり自分の使命に繋がってくような

何かがあんじゃねーかと。


だって、頭を経由しないで、

心がダイレクトに伝えてきたんだから。


たぶんこうなんです。


オレが感動したのはきっと、

人々が 「 解放 」 されてる姿にだったんです。


もうみんなキラキラしてるんですよ。


「 抑圧 」 の中では

決して生まれない、その表情。


そういえば、

高校時代もコーチになってからも、

ただの高圧的な 「 抑圧 」 が大嫌いで、

それに対しては思いっきり

抵抗してきてました。


先輩だからとかの理由で

何でもありなんて、

どんな説明を受けたって納得がいかなかった。


「 失敗 」 することは

もちろん辛いことだけど、

「 抑圧 」 されることは

その何倍も辛いことだと思う。


イジメられたりとかって

やっぱ辛いよ。オレもそうだったもん。


「 解放 」 されてれば、

本当の自分でいられる。


それだけで救われる子供も大人も

いっぱいいるんじゃなかなー。





わー、8年近く経って、

実際にキューバに行っても同じこと思ってたー。



  『 生きてる実感。これぞ人生。』

            「 ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ 」より



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笑顔に囲まれた日々。


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今年も元旦は奥さんの実家へ、

2日は双子の弟 ” ルイ ” の奥さんの実家へ、

3日は親戚の集まりへ。


たくさんのごちそうとお酒、

笑顔に囲まれた幸せな日々でした。


そう、幸せでした。


コスタリカから日本に帰国するとき、

ほんと寂しかったんですよぇ…。


大好きなこの国を

発たないといけないこと、

ずっとお世話をしてくれてた 

” マウリ ” と別れないといけないこと。


それ以外のことでも、

帰国日は決まっていたので、

日が近づくにつれて、


「 この料理を食べられるのも

     たぶん最後だなぁ… 」


「 このスーパーに来られるのも

     これがラストかなぁ… 」


といちいち感傷的に。


それまでは全然

そんなことなかったのに

最後だと思うと急に。


でも、そう、

よくよく考えてみると、

何であっても最後はあるんですよね。


事前にわかってるか、

わからないかの違いはあっても、

必ず最後はやって来るんですよね。


みんなに、平等に。


だからこそ、

どこにいても、何をしてても、

この瞬間に「 無我夢中 」でいたいなぁと。


そしたらそれは「 幸せ 」に変わる。


この旅で気づかされた

大事なことのひとつでした。



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このお正月の日々、

ほんと幸せだったな〜。

みんな、ありがとうでした。

これからもね。


Be Happy!!



  『 最善の生きかたは

       一回に一日ずつ生きること。』

                          「 スヌーピー 」より



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