旅するコトバ vol.001。
『 旅するコトバ 』の第1回目が終了。
まだ何の形にもなっていない
「 想い 」だけのイベントに来てくれた
参加者のみなさん、そして、
その想いを快く「 形 」に変えてくれた
「 fato. 」の相原夫妻、
どうもどうもありがとうございました。
このイベントが
どこに向かっていくのか、
それはまったくわからないけども、
とにかく出発しました。
どこか辿り着きたい場所が
あるわけではないのです。
思いついて想像したときに、
なんか心がフワッと膨らんだから。
でも振り返ったら
自分のこれまでの人生も
「 とにかく出発する 」
から始まってることばかりでした。
ブラジルに行ったことも、
サッカーの指導者になったことも、
コスタリカに行ったことも、
「 Futbol&Café mf 」で
働かせてもらったことも。
そして、これからの糸島への移住も。
それはたぶん、
思い描いたところに
確実に辿り着きたい欲求より、
予期していなかったところに
偶然に流れ着きたい欲求の方が強いから。
サッカーも
予期せぬことの方が多くて、
その度に「 とにかく出発する 」
ことをしないといけないから、
飽きずにここまで
やってこれてるのかもしれないです。
fato.も
「 とにかく出発する 」
から始まっていました。
ホームパーティーを開いたときに感じた、
人をもてなすことの愉しさ。
それがきっかけとなって、
夫婦そろって仕事を辞め、
まったく想像していなかった
カフェをオープンするという展開に。
それからの6年も、
お店の名前に込めた
「 巡りあわせ 」を大切に重ねながら、
様々な「 とにかく出発する 」を。
なかでも、イベント出店では
次々に新しい展開に巻き込まれ、
今では都内だけでなく、
関西方面からも声がかかるようになっています。
自分たちで
開拓していってる感じではなく、
ごく自然と輪が広がっていってるのは、
きっと、ふたりのこんなところから。
「 人の良いとこに
憧れやすいんですよね 」
( 隆司くん )
「 男女問わず
人を好きになりやすいんです 」
( 智子さん )
今回のイベントで
初めてfato.に来店したお客さんが
「 お店に入った瞬間の第一印象は
“ 包容力があるなぁ” でした 」
と感じたのも、
ふたりの人に対しての好奇心、
そして、そこから生まれる
人を選ばない空気感なんだろうなと。
おかげさまで、
イベント自体もあたたかな空気感に
包まれて開催することができました。
やっぱりライブでないと
感じられないものってありますよね。
そして僕はそれが大好きです。
あらためてそう思いました。嬉しかったなぁ。
個人的に一番印象に残った
「2016年8月1か月間のあり得ない話し 」や、
ふたりの思い入れのある本について、
などはこれから立ち上げる
イベント専用ブログの方で紹介させてもらいます。
これからもいろいろな場所で
「 旅するコトバ 」開催していきたいです。
とにかく出発しました。
『 一つだけわかったことがあった。
それは、決心するということは、
単に始まりにすぎない
ということだった。
決心するということは、
まるで、急流に飛び込んで、
その時には夢にも思わなかった場所に
連れてゆかれるようなものなのだ 』
「 アルケミスト 」より