魔法使い。
糸島に移住して約2か月。
こっちでも週に一度はボールを蹴れるようになってきました。
主に参加させてもらっているのは体育館でのフットサル。
行く前には必ず、少しでもいいから映像を観るようにしています。
ジダン、シャビ、ロナウジーニョ、イニエスタ、マラドーナ、
ファーストタッチに心躍らせてくれる選手の映像を選ぶことが多いです。
それがわかりやすく出て嬉しかったのが、
参加前に観ていて「 おお! 」と思った
スぺイン代表ダビド・シルバのプレーが実際にできたこと。
右サイドからドリブルでカットイン、
目の前にいる相手に当たらないように
左足でカーブをかけてファーポスト付近へシュート。
イメージはやはり偉大なり。ダビド・シルバ、Gracias。
ついこの間
参加させてもらったフットサルで、こんなことがありました。
バランス良く守っている相手をどう崩そうか
そう考えながらパス回しをしていると、
「 あ、やべー、ミスった 」とまさかのコントロールミス。
それを狙っていた相手選手が
スピードに乗ってボールを奪いに来たのですが、
ごちゃごちゃっとした結果、
ボールは上手い具合に自分の方に転がってきました。
顔を上げると
こっちでも週に一度はボールを蹴れるようになってきました。
主に参加させてもらっているのは体育館でのフットサル。
行く前には必ず、少しでもいいから映像を観るようにしています。
ジダン、シャビ、ロナウジーニョ、イニエスタ、マラドーナ、
ファーストタッチに心躍らせてくれる選手の映像を選ぶことが多いです。
それがわかりやすく出て嬉しかったのが、
参加前に観ていて「 おお! 」と思った
スぺイン代表ダビド・シルバのプレーが実際にできたこと。
右サイドからドリブルでカットイン、
目の前にいる相手に当たらないように
左足でカーブをかけてファーポスト付近へシュート。
イメージはやはり偉大なり。ダビド・シルバ、Gracias。
ついこの間
参加させてもらったフットサルで、こんなことがありました。
バランス良く守っている相手をどう崩そうか
そう考えながらパス回しをしていると、
「 あ、やべー、ミスった 」とまさかのコントロールミス。
それを狙っていた相手選手が
スピードに乗ってボールを奪いに来たのですが、
ごちゃごちゃっとした結果、
ボールは上手い具合に自分の方に転がってきました。
顔を上げると
奪いに来た選手のスペースが空いたことで、
相手ディフェンスのバランスが崩れていて、
相手ディフェンスのバランスが崩れていて、
そこから攻め込んでいき、ゴール!
ピンチが一転、チャンスへと変わったのです。
そういえば、
ブラジルやコスタリカの選手たちって、
ミスになりかけたことをチャンスに変えてしまうのが
本当に上手かったんですよねぇ。
受けようとしたパスが弱くて
相手に奪われそうになったら
先に触ってワンタッチでかわしたり。
コントロールミスで
ボールが浮いてしまったところを狙われたら
先にちょこっと触って相手の頭上を越したり。
ミスの側にこそ、大きなチャンスあり。
だからまずはミスった瞬間に
「 あ、やべー 」じゃなくて「 あ、きたー 」で。
ピンチが一転、チャンスへと変わったのです。
そういえば、
ブラジルやコスタリカの選手たちって、
ミスになりかけたことをチャンスに変えてしまうのが
本当に上手かったんですよねぇ。
受けようとしたパスが弱くて
相手に奪われそうになったら
先に触ってワンタッチでかわしたり。
コントロールミスで
ボールが浮いてしまったところを狙われたら
先にちょこっと触って相手の頭上を越したり。
ミスの側にこそ、大きなチャンスあり。
だからまずはミスった瞬間に
「 あ、やべー 」じゃなくて「 あ、きたー 」で。
「 ピンチをチャンスに変える魔法 」は、そこからだからだと思うから。
で、この魔法、
よくよく思い出してみると
ラーメン屋の “ 大将 ” からも見せてもらっていたのでした。
20代の終わりくらいからの7年間、
東京・久我山のラーメン屋「 笑和 」でバイトをしていました。
( 笑和の由来は、福岡のライブハウス “ 照和 ” から )
行くきっかけになったのは、女性の友達のこの話し。
「 私が住んでる久我山に新しくラーメン屋ができてさ。
すごく面白いラーメン屋なんだ。
だってこの前、大将がテレビくれたんだよ~ 」
え、どういうこと、
面白いラーメン屋って・・・テレビくれるラーメン屋って・・・
で、その友達、後輩男子、僕の3人で食べに行ったのです。
ラーメンも美味しく、大将も確かに面白く、
何か縁みたいなものも感じたので、
また必ず来ようと思ってると、大将が唐突に、
「 よかったらさ、うちでちょっと働いてみない? 」
このタイミングでの話しは何かあると思い「 ぜひ! 」と即答。
数日後から働かせてもらうことになったのでした。
これは後から知った話しなのですが、
大将がバイトに誘ったのは僕ではなく、後輩男子だったそう。
完全に勘違いしていました。
というか、何ら疑うことのない見事な妄想劇でした。
大将は、僕のあまりの即答具合に否定することもできず。
望まれていない状況での始まり
というなかなかないスタートだったのでした。どんまい。
それから見せてきてもらった「 魔法 」。
それは、何かしらのミスが起きたときでした。
初めてのお客さんだったり、
コミュニケーションをとったことのないお客さんに対して
トッピングを乗せ忘れたり、大盛りにし忘れたり、
オーダー自体を間違えたり、会計の計算を間違えたり、
そういうミスをしたときには必ずへりくだった感じに謝るのではなく、
心はいっぱい込めて、でも、かしこまることのない謝罪を。
それから見せてきてもらった「 魔法 」。
それは、何かしらのミスが起きたときでした。
初めてのお客さんだったり、
コミュニケーションをとったことのないお客さんに対して
トッピングを乗せ忘れたり、大盛りにし忘れたり、
オーダー自体を間違えたり、会計の計算を間違えたり、
そういうミスをしたときには必ずへりくだった感じに謝るのではなく、
心はいっぱい込めて、でも、かしこまることのない謝罪を。
そして相手とフラットな関係が築けたその後に、
プライベートな質問をしたり、他愛もない話しをしたり。
相手が嫌がらないだろうことを察するのが本当に鋭い人なので、
相手が嫌がらないだろうことを察するのが本当に鋭い人なので、
お客さんは嬉しそうにいろいろな話しをしてくれていました。
そしてその結果、
多くの人たちが常連さんになっていってくれたのでした。
そしてその結果、
多くの人たちが常連さんになっていってくれたのでした。
マイナスを、プラスマイナスゼロに戻すだけでなく、プラスへと。
この魔法を目の前で見てこれただけでも、
大きな勘違いをした甲斐があった7年間でした。
ピンチをチャンスに変えるための
「 心構え 」と「 体構え 」ってきっとあって、
で、そんな自分で経験値をアップさせていけば、
ドラクエと同じように魔法も使えるようになっていくんだと思います。
そんな魔法使いを日本のサッカー界に増やしていきたいなぁ。
『 ピンチは最大のエンターテイメント 』
彦坂裕 ( 建築家 )