因縁の試合。
今晩は
コスタリカ代表にとって大事な試合!
メキシコと並んで
北中米カリブ海の地域をリードする国、
アメリカ代表とのホームゲームです。
しかもメキシコとの初戦を落とした
アメリカにとっては、
アウェイといえど勝ち点3が
是が非でも欲しい試合。
今日は朝からどのテレビ番組でも
その話題で持ちきり。
進行役の人たちはみんな
代表チームのユニフォームを着用しています。
今晩は残念ながら
テレビでの観戦となってしまいそうですが、
いやぁ、楽しみ楽しみです。
あー、ほんっと楽しみ!!!
ブラジルW杯では、
というあり得ないグループに
入ってしまいながらも、
まさかまさかまさかまさかの1位突破、
大成功とも言えるベスト8進出。
しかしアメリカ・メキシコと
この地域での立場が入れ替わったか
というと全然そんなことはなく。
つい先日もメキシコの関係者から
「 コスタリカはライバルだと思っていない 」
という発言があったようで、
お世話になってるコスタリカ人 ” マウリ " は
「 アメリカもメキシコも、
コスタリカでは勝つことが
全然できないくせに! 」
と怒り心頭。
かなりライバル視しているけど、
アメリカとメキシコはほぼしていない、
というのが今の関係性かと。
けど少なくとも数年前よりは
両国との距離が縮まっているのは確か。
なので予選を突破するだけでなく、
首位で突破するのが
コスタリカ国民の切なる願いだと思います。
そう、昨日の夜に
マウリから言われて思い出したのですが、
ブラジルW杯のときの北中米カリブ海の最終予選、
アメリカとはちょっとした因縁が生まれたのでした。
アメリカで行われたアウェイゲーム。
その日はすさまじい大雪に。
どんどん積もっていき、
ラインは当然見えなくなり。
コスタリカ側は延期を要求したものの、
アメリカ代表監督クリンスマンの
要求が通り試合は続行。
結果は1対0でアメリカの勝利。
これに怒ったコスタリカは
「フェアプレーに明らかに反している」
とFIFAに再試合を要求。
そして怒りがピークに達した国民たちも、
ある行動をとりました。
4日後に行われた
ホームでのジャマイカ戦。
選手入場のときに一緒に入ってくる
フェアプレーの旗に対して
「 背を向けて」の大ブーイング → https://youtu.be/zMHTtM7dMgg
結局、再試合は開催されることなく
予選は進行されたのですが、
コスタリカで開催された
アメリカ戦には3対1で勝利。
溜飲を下げたのでした。
さぁ、今夜はどんなゲームになるのか…
Vamos Ticos!!
『 今を戦えない者に、
次とか来年とかを言う資格はない。 』
ロベルト・バッジョ(元イタリア代表)