学校。
ひとクラス15人前後
全校生徒でも100人くらいという
糸島の長糸小学校でサッカーの授業を。
① 1・2年生の授業
② 3・4年生の授業
③ 5・6年生の授業
④ みんなと給食
⑤ お昼休みサッカー
と、去年に引き続き
今年もまたフルコースを堪能させてもらいました。
いやぁ、やっぱ良かったんだよなぁ。
例えば
子供たちの人懐っこさだったり
先生たちの穏やかさだったり
校長先生がハグしてくることだったり
調理員さんのオープンさだったり
大人があれこれ言わないことだったり
全校生徒、先生がみんな一緒に
ランチルームで給食を食べることだったり
各テーブルに1~6年生各学年が入っていて
すごく自然に会話をしてることだったり
手づくり給食がとんでもなく美味しかったり
片づけや掃除を誰ひとりサボることなく
当たり前にみんなでやってることだったり。
子供同士、子供と大人、大人同士
あらゆる人と人の間に
仕切りのような遮るものを感じないのと
だからなのか、みんなの顔から
「 安心感 」がじわーっと滲み出ていて
子供も大人も、場の空気も、すべてにおいて
すっごく「 自然 」なんですよね。
だからもう、とにかく居心地が良くて良くて。
で、子供たちが伸び伸びと育っていくうえで
まず何より必要なものって
「 居心地 」じゃないかと思うんです。
居心地の良さがあれば、自然体でいられるから。
自然体でいられれば、自分の心に素直に反応できるから。
そう、これ当日まで知らなかったのですが
この日の給食はカレーだったんです。
糸島食材をふんだんに使った
長糸小のカレーはルーから手づくりで
子供も先生もみんな大好きな名物メニュー。
給食の準備をしてるとき
声もアクションも心も大きな
“ 竹原ピストル ” 好きな校長先生が
こんなことを明かしてくれました。
「 せっかく来てもらうんだから
今回はカレーを食べてほしいなと思って。
給食がカレーの日に無理やり
サッカーの授業をはめ込みましたよ(笑)」
めっちゃ嬉しいじゃないっすかーーー
今朝ヤフーニュースで読んだ記事で
全国で初めてフレックス制を導入した
公立学校の校長先生が学校についてこんなことを。
「 学校とは社会人になるための
準備期間であり、人材育成の場。
中学校は、志望高校に合格するための
予備校ではありません。
その責務は “ 人生は楽しいということ ”
“ 世の中には素敵な大人がたくさんいること ”
を教え、育む場でなければならない 」
長糸小学校はまさに「 学校 」でした。
『 子供たちは
あなたが教えようとしたことを忘れてしまう。
しかしあなたという人間を覚えているものだ 』
ジム・ヘンソン( 操り人形師 )