Football × Journey = Pura Vida!

Pura Vida!とは中米コスタリカの挨拶でよく使われる「素晴らしい人生だよ!」の意味。

雨の日。

 

雨ですね、雨。

糸島は久しぶりに本格的な雨です。

 

目の前の庭の景色も

今日は雨を含んだちょっと重厚な色になり

鳥がやってくることもありません。

たまにくる猫も今日はきっとお休みでしょう。



f:id:tetsufootball:20181203140527j:plain


 

雨の日がずっと嫌いでした。

 

サッカーができなくなることは多いし

出かけるにも場所が限られてくるし

なにより気持ちがうわっと高揚しない。

 

でも1~2年くらい前のある雨の日

その気持ちにちょっとした変化が。

その日は外出をすることなく

PC作業と読書に明け暮れていました。

 

 

 「 ん、作業効率めっちゃよかったし

   読書に対しての集中力も高かったな…

   本の内容も深く浸透していってたし… 」

 

 

 「 そっか、今日は雨が降ってて

   他のことはもうできないっていう

   いい意味での諦めがあったからだ 」

 

 

選択肢が狭められることは

決してネガティブなことだけじゃないんですよね。

 

狭められたからこそ

そこにエネルギーをドカンと費やすことができる。

 

それって、サッカーでも同じですよね。

 

どフリーでパスを受けて

周辺にも相手がいない状況で

選択したミドルシュート

ペナルティエリア周辺にボールがこぼれてきて

相手もダッシュで寄せてきてるから

ここはもうシュートを打つしかないという状況で

選択したミドルシュートでは

そこに込められる熱量は違ってくると思うのです。

 

選択肢が狭まることで、迷いがなくなる。

または、選択肢を狭めることで、迷いをなくす。

 

そういう思考でやれるようになったら

また楽しいだろうなー。

 

そんなこんなを考えた1~2年前のその雨の日から

抵抗感のあったコーヒーの苦みを少しずつ

「 いいかも 」と思えるようになっていったように

雨のことも受け入れられるようになっていきました。

 

今ではコーヒーの苦みは

いいかもどころか大好きにまで変化を遂げましたが

果たして雨もそんな境地にまで達するのかどうか。

 

雨ならではの楽しみ方をもっともっと見つけるべし。

 

そういう意味で

この傘のアイデアは本当に素晴らしい~

 

題して

「 雨の日に青空を独り占めできるアンブレラ 」



f:id:tetsufootball:20181203140616p:plain

 


そのときにしかできないことが必ずある。

 

いつでもある。

 

 

 『 晴れた日は晴れを愛し

   雨の日は雨を愛す。

   楽しみあるところに楽しみ

   楽しみなきところに楽しみ 』

             吉川英治(作家)