Football × Journey = Pura Vida!

Pura Vida!とは中米コスタリカの挨拶でよく使われる「素晴らしい人生だよ!」の意味。

紡がれる瞬間。

 

毎週あるフットサル。

 

普段は体育館なのですが

この日は使用できずのため、

「 エリア伊都 」の練習でも

よく使うフットサル場で。


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マジで寒かったーーー

 

暑いところでプレーするのは

結構好きなのですが、

寒いところは本当に苦手で・・・

 

でも決して

南米育ちではありませんので

そこんとこよろしくです。

 

あ、でも寒い時期に

ネックウォーマーをつけて

プレーするのはなぜか好きなんだよなぁ。

 

今回ひとつ、めっちゃ嬉しかったプレーが!

 

ここ最近、

気づいたらすごく意識してる

「 相手と相手の間でパスを受ける 」プレー。

 

“ デ・ブライネ ” と “ ダビド・シルバ ” の

マンチェスター・シティ 」コンビの

この絶品プレーを映像で見つけると、

それはそれは何度もリピートするという日々。

 

この日のフットサルで一度だけ、

「 うわ、これだ! 」というのがありまして。

 

最終ラインにいた味方選手が

ボールをゆっくり運んできたとき、

彼のちょっと前のエリアに

受けられそうな「 間 」を見つけたのですが、

そのままそこに入り込むと

相手に見つかってしまいそうだったので、

一歩だけ離れたところで待機していました。

 

それから1~2秒後、

その周辺にいた相手選手の目が

ボールを持ってる味方選手に集中!

 

そこでエイっと「 間 」に侵入するのと同時に

それを見逃さなかった味方選手がパスを。

 

しかも、横に動いた僕が

前を向きやすいパスをくれたので

そこからスピードアップして

ゴール前にいる選手にラストパスを放てたのでした。

 

ほんと一瞬のことだったし、

誰が見ても「 すっげー 」ってプレーじゃないけど、

あのタイミングで「 間 」で受けられた感覚は

自分のなかでとてつもなく嬉しいことで!!

 

でもよくよく考えたら、

あのプレーは「 成功させてもらった 」んですよね。

 

パスを出してくれた味方選手が

あのタイミングまで意識的に待っててくれ、

動いた瞬間を見逃さずにパスを放ってくれた、

それがなかったら僕の成功体験はなかったのです。

 

彼が僕を成功させてくれた。

 

それを思ったら

彼に対しての感謝と信頼が湧いてきて、

よっしゃ、もっとオモシロイことやっちゃおうぜ、

な気持ちもどどーんと湧いてきました。

 

ペップ・グアルディオラ ” に憧れてきた僕は

どちらかというとパスの「 出し手 」として

やれること・考えられることを増やしたかったので

そっちの快感を追い求めてやってきていました。

 

反面「 受け手 」としての

苦手意識がずっとありまして。

でも今回やっと

「 受け手 」としての快感を覚えられた。

 

なんて嬉しいこっちゃーーーーー

 

デ・ブライネとダビド・シルバ

8億分の1歩くらい近づけた夜、

ふたりよ、インスピレーションをありがとう。

 

けど、これって、裏を返すと、

僕も彼を成功させたのかもしれないんですよね。

 

チームワークの糸ってきっと、

こうして一本ずつ紡がれていくんだ。

 

今までも考えたことあるのですが、

これまでとは比較にならないほど深い実感があって

帰るときにはもうひとりニッコニコです。

 

で、そんな気持ちで車を走らせると

ラジオから流れてきたのは椎名林檎の「 幸福論 」。

 

あーーー、めっちゃ幸せな夜だーーーーー

 

 

 『 明確なのは、

   楽しく笑顔が生まれる環境ほど、

   物事は成功しやすいということだ 』

      ペップ・グアルディオラ

     ( マンチェスター・シティ監督 )