切なすぎるラスト。
ほんっとに残念・・・
まさかのW杯ヨーロッパ予選イタリア敗退。
僕が初めて
W杯をライブで観たのは1990年イタリア大会、
中学生3年生のときでした。
この大会自体は全体的にディフェンシブで
華やかさに欠けた大会ではありましたが、
やっぱり「 初めて 」には思い入れが残るもので。
なかでも一番印象に残ってるのは、
ロジェ・ミラの圧倒的なヘディングでもなく、
ストイコビッチの華麗なキックフェイントでもなく、
ガスコインが流した涙でもなく、
意外なことに「 イタリア国歌 」なんです。
それまでは
日本以外の国歌をほぼ聞いたことがなかったので
「 国歌ってこんなに軽快なものもあるんだ! 」
とめっちゃ驚いたことを覚えています。
イタリアが勝ち抜いていったことで
何回も聞くようになって
気づいたら好きになっていました。
大人になってから聞くことがあると
中学生時代の自分の感覚が蘇ってきて
またなんかいいんですよねー
で、今回の
イタリア予選敗退と共にショックだったのが
伴って発表されたGKブッフォンの代表引退。
あまりにも、あまりにも切なすぎるラスト。
試合前の国歌斉唱で
魂を込めて歌うあの姿がもう見れないんだ・・・
ちょっと前の何かのインタビューで
ブッフォンは自らの引退に関して、
「 僕は人生を愛しているから、引退も怖くない 」
ということを言っていたのですが、
このタイミングで読むとあまりにもツライ・・・
でも「 ユベントス 」が不祥事で降格したときも
チームに残り這い上がってきたブッフォンなので、
このツラすぎる経験を少しずつ溶かしていきながら
さらに味わい深い「 漢 」になっていくんでしょうね。
これから先も、ずっと、ずっと注目していたい人です。
そう、国歌といえば、
どうしても外せないのはやはり、
2016年ブラジルW杯でのブラジル国歌。
今あらためて見ても、涙が出ちゃう・・・
この子供たちのもヤバイ・・・
本当にいろいろなことを教えてくれます、
昔も、今も、きっと、これからも。
『 ガキの頃から言われ続けたことを
今さらながら心の中で反芻してるよ。
“ 敗戦にこそ多くの学ぶべきことがある ” と 』