片鱗。
日曜日のゲームは
先週に引き続き6年生を担当、
「 フェニックスカップ 」という
2日間のフェスティバルに参加です。
土曜日の予選リーグを2位であがり、
この日の決勝トーナメント初戦の相手は
1週間前にあったワンデイカップの
まさかの、2週間で3試合目となる対戦!
ただ今回は、
キャプテンをはじめとした4人が
ジュニアユースの試合の方に帯同したため、
前回出ていなかったメンバーも出場することに。
「 2回やって相手のやり方とか、
どの選手がキープレーヤーかとか、
どう対応したらいいかとか、
出てた選手はもうわかってるよね?
先週来てなかったメンバーにも伝えてな 」
結果からいうと「 0対0 PK8-9 」で
惜しくも敗退となってしまいました。
しかしPK戦2周目は久しぶりに見た(笑)
( 8人制での試合なので )
攻撃面では
「 相手を見る 」余裕もなく、
個人頼りで偶発的にしか
なかなかチャンスが作れませんでしたが、
ディフェンス面では収穫も多く、
身体のサイズと
スピードで勝る相手への対応は
先週と比べて、
ひとつ上の対応を見せてくれました。
前を向いて
スピードに乗ってドリブルしてきた相手に対して、
「 いつ、どう足を出せば奪えるのか 」の判断と技術。
中盤のセンターで
サイドからパスを受けようとしてる選手に対して、
インターセプトやトラップした瞬間を狙うための
相手の死角から近づいて行ったポジショニング。
特に、
身体能力での勝負となると劣勢になってしまう
ちびっこ軍団の駆け引きの入った対応は、
見ていてなかなかにオモシロイものでした。
ディフェンス面での闘争心は
もちろんとんでもなく大事ではありますが、
それがあったうえでの
「 技術 」「 ポジショニング 」「 駆け引き 」
を覚えてくるとディフェンスをすること自体が
苦しいものから楽しいものになっていくんですよね。
そんな片鱗を見せてくれた試合でした。
この日は僕も所属している
「 エリア伊都 」トップチームの試合があるため、
他のコーチにお願いをして、ひと足先に会場を後に。
トップチームは、
福岡地区社会人リーグ5部に参戦中。
この日の試合には練習試合を終えた
ジュニアユース&6年生4人が応援に来てくれました。
こうした縦の関係があるのは本当にいいことだなぁと。
ま、めっちゃプレッシャーかかりますが(笑)
試合は 6対1 で勝利。
どんだけ振りなのか思い出せないくらいの
11人制でのゴールを決めることもできて
それはそれでもちろん嬉しかったものの、
いまだにしっくりこない試合感覚に
「 んん・・・ 」って感じです。
またいろいろ考えることにして
でも考えすぎないようにして( これ大事!)
次に向かっていきましょ、ワクワクを求めて。
『 現在に生きることこそが、
未来に焦点を合わせるための最高のやり方だ 』
ディエゴ・シメオネ( A・マドリ―監督 )