Football × Journey = Pura Vida!

Pura Vida!とは中米コスタリカの挨拶でよく使われる「素晴らしい人生だよ!」の意味。

野球人のコトバ。

 

私アリサカテツ、42歳。

ファミコン世代であり、野球世代。

 

なので、

子供の頃のスーパースターといえば、

三浦カズ ” ではなく “ ランディ・バース ” 。


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阪神タイガース 」の初の日本一や、

バックスクリーン3連発に大興奮したものです。

 

当時やっていたファミコンでも、

( 四角ボタン時代の初期のです )

ファミスタ 」「 燃えプロ 」に、

ベストプレープロ野球 」と野球三昧でした。

 

いつからから、

サッカー、サッカーになり、

ファミコンをはじめとしたゲームをすることも、

野球を見ることも完全になくなったのですが、

Yahooニュースとかで昔の選手の名前が出てくると

思わずチェックしてしまったりはします。

 

で、それを読んでると、

インスパイアされるものが結構あるんですよね。

 

僕の場合なんかは、

「 サッカー 」や「 指導者 」という文脈から。

 

つい最近

じんわーり来たものを2つご紹介させてもらいます。

 

 

 

まずは、元「 巨人 」の “ クロマティ ” 。



「 このことは言わせて下さい。

     私はテレビなどで

     日本のプロフェッショナルの野球の

     レベルを見ていてがっかりしています。

     レベルダウンしています。

     野球に対する関心、

     ファンの熱意は健在です。

     しかし、競技面でのレベルは

     少し落ちてますね。

     進化という部分というか、

     メンタル面の部分なのか、

     日本の野球はワンパターンと

     言ってもいいかもしれません。

     日本の野球はずっと同じで、

     サプライズというものが欠けています。

     言うなれば、全てが予想可能なのです。

     先頭打者がヒットを打てば、

     次の打者はバントする。

     驚きという要素、

     本能と呼ぶべきものが足りません。

     ベースボールと野球はリズムが違いますね。

     依然としてあまりに

     組織立っているというか。

     ですから、私は選手の自己表現を

     もっと見たいと思っています 」



 

彼が思う日本野球の問題点と、

日本サッカーの問題点が一緒なんだなと。

 

 

「 本能と呼ぶべきもの 」

 

 

を今の日本社会の中で

どうやって生かしておくのか。

 

これは競技の性質上、

サッカーの方がめっちゃ切実な問題・・・

うちら大人のスタンスが問われるんだろうなぁ

 

 

 

そして、もうひとり、

こちらは僕が見ていた時代の選手ではないですが、

プロ野球界のスーパースター “ 松井秀喜 ” 。




「 考え抜くのが当たり前だと思っていた。

     それが今の仕事に

     役立っているかは分からない。

     打撃技術の向上や不振からの脱出は

     何か違うことで解決できる問題でない。

     自分の頭で考える以外に道はない。

     考え抜くしか何かを導き出す方法は

     ないと思ってきた。

     指導する立場となって感じるのは、

     悪い点を指摘するのは簡単だということ。

     打撃を見ればすぐ気付くし

    『こうすればいいのに』と言える。

     でも指摘されてそれを直す術を

     選手が持っているかと言ったら、

     持っている選手はほとんどいない。

     変わる必要性を選手にどう気付かせ、

     納得させて改善するか。

     コーチが見て良くなったと評価できる形で、

     かつ選手自身の感覚でもいい

     と思えるものを導き出さなければいけない。

     指導するうえで一番難しい部分だ

     指摘することと、

     変わるように導いてやることは全く別で、

     両方やって初めて指導者と言える。

    『こうなっているから、こうしろよ』

     と指摘するだけの指導者なら、

     はっきり言って簡単だ。

     本当に賢い選手はいるのかもしれないけど、

     普通は『じゃあどうしたらいいの』となる。

     この仕事を3年間やって

     難しさを痛感している。

     納得させて本人が変わるように持っていく。

     それは日本語を駆使したとしても難しい。

     自分が突き当たっている壁かなと思う 



 

いやぁ、この人は引退してからも、スゴイ!

 

 

 「 悪い点を指摘するのは簡単だということ 」

 

 

 「 指摘することと、

   変わるように導いてやることは全く別で、

   両方やって初めて指導者と言える 」

 

 

って、ほんとそうだなと。

相手の成長をとことん考えてるからなんでしょうね。

 

 

 

あ、そう、野球ものだと、

今は「 オリックス 」の二軍監督を務める

田口壮 ” のこの連載、かなーりオススメです!

 

 

www.1101.com

 

 

こうして野球ものに興味もてるのも、

やっぱ小さい頃に好きだったからなんだろうなぁ。

 

これまでの人生で興味もったものが

だんだんと混ざりあってきていてオモシロイー!

 

 

 

 『 大切なのは、

   自分の持っているものを活かすこと。

   そう考えられるようになると、

   可能性が広がっていく 』

       イチロー( メジャーリーガー )