すき。
自分のメールアドレスには
「 1014 」という数字が入っているのですが、
これは 10月14日 生まれなわけではなく
サッカーの背番号の「 10 」と「 14 」から。
「 10 」は
憧れてたけど一度もつけられなかった背番号。
「 14 」は
クライフに憧れて高校時代につけていた背番号。
ちなみに
中学時代は「 7 」で、双子の弟は「 11 」、
当然のごとく「 セブンイレブン 」呼ばわりでした。
10番はエースナンバーだから、
学生時代なんかはつけたい気持ちでいっぱいでしたが、
中学・高校ともに同じ友だちに持っていかれ。
そのやるせない気持ちを
少しでも抑えるためだったのかなんなのか、
練習中につけるビブスは
10番を早く探し出し、自らつけていました。
( なんて切ない高校生・・・ )
この前、
久しぶりに昔の写真を見ていたら、
都立石神井高校時代の懐かしき一枚を発見。
確か、外部から来てもらった指導者に
練習をお願いしたときの練習風景。
じつはみんな
10番つけたかったとかならグッとくるなー
そう、ビブスといえば、
うちの奥さんの光葉はこんな詩も書いていました。
これは
とあるサッカー冊子に掲載される予定だったのですが、
本人の希望もあり、違う作品に変更となりました。
しかしですね、前に紹介した
『 ボールに座りましょう 』もそうですが、
彼女のサッカーの詩を読むと
自分にはないサッカーへの視点に
気づかされて嬉しい反面、それはもう、
悔しい気持ちでいっぱいです・・・(笑)
この詩も個人的には大好きで。
特に、最後の部分の
「 サッカーがすき 」
それがぼくときみをひとつにする
は、人と人に当てはめてみても
ほんと同じことだなぁと思うので、
子供たち同士がひとつなっていけるように
その想いだけは絶対に、なんとしても、
潰さないようにしていきたいです。
「 すき 」と感じられるものがあるって、
それだけでもう奇跡的なことだから、
それを通してこれから素敵な人や
自分自身の心とも出逢っていけるから。
子供がもつ「 すき 」の濃度を高めていくこと
関わる大人の最大の使命はそこなんだと思います。
『 僕は楽しいから、成功してると思う 』
甲本ヒロト( ミュージシャン )