その感覚を。
コーチとして関わらせてもらっている
県立講倫館高校サッカー部の選手権予選、
福岡県一次予選の初戦を 12対0 、二回戦を 3対0 、
決勝戦は延長の末 2対1 で勝ち抜き、
二次予選に進出することができました!
しかも、
シード校を含めた24チームで行われるこの二次予選、
講倫館高校としては初めての進出なんだそう
いやぁ、ほんっと嬉しい・・・
インターハイ、県リーグ( 2部に所属 )と
なかなか結果がついてこなかった不安感と
3年生にとってはラストの大会というプレッシャー、
それらに押しつぶされることなく、
伸び伸びとやれたことが一番大きかったと思います。
大勝した初戦では、
これまでトップチームのゲームには
ほとんど出ることのできなかった3年生が途中から出場。
スタメンの選手たちは
何度も何度も彼らにボールを集め、
結果その3年生2人も期待に応え、2ゴールずつをゲット。
ベンチ、応援を含めたチーム全体が大盛り上がり!
6日間で3試合を勝ち抜かなければいけない短期決戦なので、
ここでチームに生まれたポジティブな雰囲気は
間違いなく大きな大きな影響を与えてくれました。
延長にもつれ込んだ決勝戦では、
「 どうしても勝ちたい 」
という想いが溢れ出していて
それがプレーにも思いっきり表現されていました。
初めて見る彼らの「 むき出し 」の姿でした。
自分の心の奥底にある想いを、自分自身で爆発させること。
それができたときの感覚って
本当に本当に大事にしていってほしいです。
サッカーだけじゃなくて、これから生きていくうえで
自分自身の味方になっていってくれるはずだから。
二次予選は、10月の中旬から。
この約3か月でどんな成長を見せてくれるのかまた楽しみです。
『 人間っていうのはもう自分の心の中の力だけなんですよ 』
安藤忠雄( 建築家 )