Football × Journey = Pura Vida!

Pura Vida!とは中米コスタリカの挨拶でよく使われる「素晴らしい人生だよ!」の意味。

家族月間。

 

誰かが訪ねてきてくれるって

ほんっと嬉しいことなんすよねー。

 

「 Futbol&Cafe mf 」のときも

「 都立石神井高校サッカー部コーチ 」のときも

そして、糸島に移住してからも。

 

移住してから約9か月のあいだに

親戚や友人、教え子、サッカー関係者、

ビックリするほどにいろいろな人が

主に東京から糸島まで訪ねに来てくれました。

 

いやぁ、わざわざ糸島までですよ!

時間だって、お金だってかかるのに。

 

でもこの土地には

それだけの魅力が確かにあるとも思います。

 

自然が豊かなだけでなく、

個性あふれる様々なお店もあるし、

人生まるごと楽しんでる人もいっぱいいる。

 

楽しめるポイントが幅広いというか。

とても一回の旅では網羅しきれないです。

 

だからこそ住んでから

場所とも人とも新たな出逢いが重なって、

どんどんと糸島を好きになっていってる自分が。

 

それって、めっちゃハッピーなことやんけー


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11月は「 家族月間 」でした。

 

うちら夫婦の両親が

たまたま立て続けに糸島にやってきて、

しかもそれぞれともに糸島初上陸、

というすごいタイミング。

 

まずは光葉のご両親。

 

初日はふたりで陶芸体験をしたり、

光葉が働いてるカフェでお茶をしたり、

夜は僕も合流してみんな大好きな日本酒の宵。

 

2日目は光葉プランで、

糸島日本酒の酒蔵や古民家パン屋さん、

冬の糸島の代名詞ともいえる「 牡蠣小屋 」などへ。


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その翌週に来たうちの両親と、

同じタイミングで来た双子の弟夫婦。

 

やはりの牡蠣小屋から始まり、

塩プリンが食べられる海沿いの工房、

光葉&弟の奥さん&父の

奇跡の3日連続バースデイを我が家で。


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あ、今年の夏に

うちの三男坊夫婦も糸島に遊びに来たのですが、


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そのときに写真を取ったのと同じ場所に行って

2人を入れた記念撮影をしたりなんかも。


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移住を決めて報告したときに

それぞれの両親とも応援してくれたのと同時に

遠く離れてしまうことを寂しがっていたので、

実際に来てくれて、で、糸島を気に入ってくれて

本当に本当に嬉しかったし、

でもそれ以上に、なんだか安心しました。

 

すごく不思議な感覚。

それはきっと家族だからこそなんだろうなぁ。

 

糸島ライフをさらに楽しんでやるぜい、

な想いがあらためてフツフツと。

 

やっぱ家族っていいです、特別です。

 

 

 『 家族は大事なことじゃありません。

   大事なのではなく、全てなのです 』

       マイケル・J・フォックス(俳優)

 

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魅惑的なチーム。

 

ほんとーにいいもんを見た!!

 

南米クラブチャンピオンを決める

リベルタドーレス杯の準決勝2ndレグ

ラヌース vs リーベル 」を見たんです。

 

数日前に決勝戦が行われ

ブラジルの「 グレミオ 」が

チャンピオンになり閉幕したので、

まぁ、だいぶ今さらではあるのですが、

この試合はハイライトじゃなく

丸まる1試合を見た方がいいと思っていて。

 

通しで見たかった理由は、

かなり劇的な試合展開となったから。

 

1stレグは、ホームのリーべルが1対0で先勝。

 

アウェイゴールも奪えなかったラヌースとしては

リスクを冒して勝ちにいかないといけない反面、

失点は是が非でも避けたいところ。

 

ところが前半のうちに

リーベルに2点を許してしまう最悪なスタート。

 

でもここから怒涛の反撃を見せ、

前半ロスタイムに1点を返すと、

後半に入っても立て続けにゴールを奪い、

最終的には 4対2 で勝利、

2試合の合計スコアを 4対3 として

ラヌースが大逆転で決勝戦に勝ち上がり、

そんなドラマチックな展開だったのでした。

 

ところが、ところが。

 

痺れること間違いなしな

その展開を期待して動画を探し実際に見てみると、

予想に反してその期待は裏切られたのでした。

 

試合展開と

その中でヒートアップしていく観客の熱さには

もちろん痺れはしたのですが、

ラヌースが展開した魅惑的なフットボール

それを余裕で上回るほどに刺激的なもので・・・

 

アルゼンチン特有の

野性全開の球際の戦いや

攻撃での前方向への迫力は残しつつ、

技術とアイデアとコンビネーションを駆使して

ゴールキーパーセンターバックから

果敢に攻撃を組み立てていこうとうするスタイル、

相手の出方を全員で観察しながら

その裏を全員でかいていこうとする姿勢。

 

野性と、知性と、人間性すべてを駆使して、

で、それをチーム全体で心地よくシェアしながら。

 

ひとつの生き物のように見えて、もうワクワクです。

 

特に、後ろから組み立てるときの

ゴールキーパーの前方へのポジションの取り方は

なかなかに挑戦的で脳ミソ刺激されました。

 

フルマッチ動画、

興味あったらぜひぜひ見てみてください。

 

お時間なければ

「 42分20秒 」からのラヌースの先制点だけでもー

 

 

ラヌースの監督 “ ホルヘ・アルミロン ” は、

間違いなくこの後、世界でブレイクするんだろうなぁ。

 

そうだ、この記事もぜひぜひ。

 

 

フットボールの世界はどこまでも奥深い~

 

 

 『 人生は10%が何が起こるかで、

   90%はそれにどう対応するかだ 』

      ルー・ホルツ( サッカー指導者 )

 

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旅する天気。

 

 

「 そういえば最近まったく本を読めてないんだ。

  本を読むといい感覚になるのはわかってるのに。

  読む時間がないというより、

  読む時間を作ろうとしてないんだよね 」

 

 

目覚めのコーヒーを台所で飲みながら、

光葉にそんな話しをすると彼女は唐突にこんなことを。

 

 

「 きっと本を読む天気じゃなかったんだね 」

 

 

この日は、

春の訪れを思い出させてくれるような天気、

理由もなく外に飛び出したくなるような、旅する天気。

 

午前中はうちで

光葉と他愛もない話しをしたり、

洗濯物を干したり、ブログを書いたり。

 

こっちに移住して知った

瓦そばをお昼に食べてから、ひとりで大濠公園へ。

 

向かったのは公園内にあるスターバックス

池が目の前にある素敵なロケーション。

 

ゆっくり散歩をする親子、

ベンチで話すカップル、

おこぼれに預ろうとするスズメ。

 

ショットを追加したアイスのカフェモカは

甘さと苦さのバランス感がやっぱり好みで、

旅する天気のときには必ず飲みたくなるドリンク。

 

それをテラス席で。

 

選んだ本はしばらく読まずに止まっていた、

ミュージシャン ” 早川義夫さん ” の

名エッセイ『 生きがいは愛しあうことだけ 』。

 

 

 「 演奏上手な人はいっぱいいるけれど、

   美しいか美しくないかは、

   透き通っているかどうかだ。

   音に限らず、言葉、感性、

   性格、思想においてもそうである。

   透き通っている人が正しい 」

 

 

 「 日常とステージが変わらず自然体だ。

   考えてみれば、誰だって自然体である。

   それしか出来ないのである。どう転んでも、

   ( 自分の )本当のことしか伝えられないし、

   ( その人の )本当のことしか伝わってこない。

   自分のレベルでしか

   ものを知ることは出来ないし、

   自分のレベル以上のことは出来ない 」

 

 

 「 音が出る一歩手前の沈黙。

   音を出す一歩手前の息づかい。

   それが美しいかどうかですべてが決まる。

   音楽は音でもない、言葉でもない、

   沈黙なのだ 」

 

 

とても解放的な気分で公園を散歩。

 

なんて幸せなんだろうか。

この瞬間が最高だと思えたら

それ以上のことはきっとない。

 

それを重ね合わせていけたら、

素敵な人生になっているんじゃないだろうか。

 

そのまま六本松駅まで歩き、

新しくできた「 TSUTAYA 」へ。

買わずに本が読めるあのスタイル。

 

キューバや南米の写真集を見てたら懐かしい感覚に。

混沌とした環境の中での混沌とした自分。

生きてる実感のある剥き出しの自分。素直な自分。

 

帰り際、フラッと近くの酒場に。

居酒屋より酒場という言い方が

しっくりくる大衆的なお店。

 

生ビールと日本酒を一杯ずつ。

とポテトフライ。

 

酒場ではなぜか

一番安い日本酒を頼んでしまう自分がいる。

 

風が気持ちいい。酔っ払うこともたまにはいい。

 

旅する天気でした。

本を読みたくなる天気でした。

 

糸島に帰ろう、家に帰ろう。

 

 

 『 共に歌うのではない。互いに歌うのだ 』

          早川義男( ミュージシャン )

 

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喜びの一日。

 

1週間ほど前、

福岡大学 」の経済学の授業に

ゲスト講師として呼んでいただきました。

 

大学1年間で中退したのに!(笑)

人生なにが起きるかわからんもんです。

 

授業のテーマは

CSR 」( 企業の社会的責任 )で

最初はそれについてのグループワークを。

 

その後のゲストトークということで

糸島のアート拠点「 Studio Kura 」の松崎さんと

僕がそれぞれについてのお話をさせてもらいました。

 

糸島の芸術祭「 糸島芸農 」の

主宰も務める松崎さんはともかく、

僕はCSRについて話せるわけもなく、

自身の体験とコスタリカについて。

 

じつは

今回誘ってくださった福岡大学の眞鼻先生が

今年の8月に糸島で企画したこのイベントに

参加していて興味をもってくれたからでした。

 

 

想像していた以上の大きさの

教室&モニターにビックリしました、さすが大学。


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かなり大人数の一般教養のこの授業の後、

眞鼻先生がもつ15人ほどの選択授業

「 経済学ワークショップ 」にも参加。

 

同じように話しをさせてもらってから

学生のひとりと話していると、

 

 

 「 眞鼻先生の授業って

   先生がただ一方的に話しをするんじゃなくて

   今回みたいに僕らがなかなか会えない人の

   話しを聴かせてくれる機会を作ってくれたり、

   あとはディスカッション形式が多いので

   参加してる感があって本当に楽しいんですー 」

 

 

ものすごくキラキラした目でそう話してくれました。

 

生徒が

そんな気持ちになってるって、なんて素敵な授業!

 

好奇心スイッチが入ったら

人の可能性はどんどんと花開いていきますもんね。

 

そのすべての始まりは眞鼻先生のフリーダムな姿勢。

そういう先生と出逢えてる学生たちは幸せ者だー。

 

しばらくすると、

遠くからひとりのイケメン男子が近づいてきました。

一直線にというより、迷いに迷いながら。

 

目の前に来ると照れくさそうに、

 

 

 「 すみません、ちょっとだけ

   話しをさせてもらってもいいですか…? 」

 

 

そして、意を決したかのように話し始めました。

 

 

 「 僕じつは

   子どもの頃からサッカーやってたんです。

   でも大学に入ってからは

   いろいろな理由でやってなかったんですけど、

   このままでいいのかなとずっと思っていて 」

 

 

 「 で、ついこの前、

   やっぱやらないとダメだって思って、

   やることを決めて、友達にも相談して。

   今3年生なので就活しなきゃなんですが… 」

 

 

 「 そんなタイミングだったので

   今日お話し聴けて本当によかったです、

   どうもありがとうございました。

   今からサッカーをやっていくうえで

   どんな選択肢があるのか

   教えてもらってもいいですか? 」

 

 

彼がこれから

どんなスタンスでやっていきたいのかを聞いて、

ちょっとしたアドバイスをして、

名刺を渡して、握手をして、またね、と。

 

嬉しかったなぁ、彼が意を決してくれて。

 

きっと彼の中での新たな展開が

始まっていくんでしょうね、楽しみです。

 

授業が終わってからは眞鼻先生と松崎さん、

最初の授業の担当教員のおひとり山崎先生と共に

めっちゃおいしい薬膳料理のお店で打ち上げを。

 

経済関連の本も出してる山崎先生は

サッカーをしていたり、俳句も書かれていたり。

さらには、大のネコ好き&日本酒好き。

やはりフリーダムで素敵な方でした。

 

眞鼻先生、山崎先生ともに

好奇心の幅がとにかく広いうえに博学、

しかも未知のものにも扉が開かれているので

飲めば飲むほど楽しき宵となっていったのでした。

 

そう、紹興酒を初めて美味しいと思えた記念すべき夜。

 

そして、松崎さん。

 

初めてお会いしたのですが、

糸島のいろいろな方からすでに噂は聞いていて。

きっとどこかのタイミングで会える人だ、

と勝手に思っていたら、

こんなにも嬉しいタイミングでした。

 

しかも帰りの電車でも話しは盛り上がり、

筑前前原に着いてからもうちょい行きますかと

ラーメンを食べながら、ビールを飲みながら

アートやスポーツ、他にも様々なお話を。

 

大事にしてる部分がかなり近く

「 何か一緒にやりましょう! 」と

どちらからともなく自然に。

 

かなり酔っ払ったなーーー

 

人との出逢いって奇跡だと思います。

 

 

 『 人生に確かなことなんてない、

   それだけが確かなことなんだ 』

    映画「 ビューティフル マインド 」より

 

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愉快なこと@コスタリカ。

 

僕が15年間ほどコーチをしていた

「 都立石神井高校 」サッカー部の教え子たちは

自分の気持ちに素直に従った選択をして

生きてるやつがとても多いのです、嬉しいことに。

 

やつらが高校を卒業するときには

 

 「 今度会ったときには

   石神井サイコーでしたよ、戻りたいですよ、

   とか言わないでくれよな、

   高校のときより今の方が楽しいですよ!

   って報告してくれるのを楽しみにしてるから 」

 

と毎年伝えてきたので、

みんながそれぞれらしい人生を歩んでくれてるのは

何よりも嬉しいことで( ほんとーに!!! )

その反面、負けてられねーぜという気持ちも。

 

そう思わせてくれる関係がいっぱいあるって

幸せなこっちゃです、指導者冥利に尽きるってやつです。

 

そんな教え子のひとり “ ケイ ” 。

 

石神井高校サッカー部で

コーチをしてくれてたこともあるこの男は

北海道に移り住み、その後はカナダに移住!

 

今も現地で働きながら

カナダのワイルドライフを満喫してる

なかなかに「 Pura Vida! 」なやつです。

 

11月に入り、

ケイからこんなメッセージが来ました。

 

 

 「 哲さん、お久です。

   糸島に遊びに行くかもと言ってましたが、

   今回は時間的に厳しくなって行けなそうです。。

   四国まで降りてまた北上しちゃいます〜

   ところで今コスタリカを旅してる

   マサくんというチャリダーがいるんですが、

   紹介させてもらってもいいですか? 」

 

 

 「 マサくんは世界を駆け抜けるチャリダー

   スカイプ生中継などで現地の様子とかを

   日本の少年少女に発信する等、

   ただペダルを漕ぐだけでなく

   面白いプロジェクトをしてます。

   今コスタリカに滞在中とのことです。

   コスタリカのことにしろ

   今後のことにしろ何かお助けください!

   お互い僕が認める '' ド変態 '' なので

   気は合うと思います!  」

 

 

なんて面白そうな人!!

 

しかしド変態とは・・・

まったく嬉しいこと言ってくれます(笑)

 

喜んで紹介してもらうと、

さっそくマサさんからもメッセージが。

 

 

 「 有坂さんはじめまして。

   自転車旅人の西川昌徳と申します。

   これまで世界中を自転車で旅しながら

   学校教育に関わってきました。

   講演とともに、講師として

   各地からskypeで小学校の教室を繋ぎ、

   現地の方にゲスト出演いただいて

   教室にいながら世界と出会う

   授業ができたらいいなと、

   これまで6年ほど

   世界から授業を届けています 」

 

 

 「 今日ニカラグアより

   コスタリカに入国します。

   日本の11月15日に

   講師を務める福島の小学校と

   コスタリカを繋ぐ

   LIVE授業を予定しているのですが、

   まだ現地の方でゲストとして

   参加してくださる方が見つかっておらず、

   facebookでお願いしたところ

   ケイくんが有坂さんのことを

   紹介くださりました。

   僕は冬のカナダを横断した際に

   ユーコン・ホワイトホースにて

   ケイくんにお世話になりました 」

 

 

 「 また、コスタリカ

   ご紹介いただけそうな方がいらっしゃれば

   是非授業に参加いただいたり、

   お会いしたいです。

   来年は日本を旅しますので

   有坂さんにも是非お会いしたいです。

   どうぞよろしくお願いいたします 」

 

 

そして

コスタリカ人の友人が思い浮かんだので、

この企画の詳細の文面をマサさんに送ってもらい、

それを友人に軽くメッセージしてみました。

 

 

 「 久しぶり!

   こんな日本の友人がいるんだけど興味ある? 」

 

 

しかし時間が経ってもリアクションはなし。

まぁ、いきなりだからしょうがないよねと思ってると、

マサさんからメッセージが来ました。

 

 

 「 Luis Mauricio Delgado moreraさんから

   ご連絡いただきました。

   有坂さんのご紹介くださった方でしょうか? 」

 

 

そっちには連絡してたんかーーーい。

 

そう、友人は “ マウリ ” 。

 

僕がコスタリカでプレーしていた

チームのフィジカルコーチで、

昨年末の「 中南米ジャーニー 」では

家の一室を2か月近くも無償で貸してくれた

優しさの塊でできたような男です。



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で、マサさんとマウリの

メッセージのやり取りの結果、

授業出演を快諾してくれただけでなく、

家にも泊っていってくださいね、

との話しにもなったのだそう・・・

 

まだ会ったこともない人に対しての

その優しさにあまりに感動してしまい、

その感謝のメッセージを再度マウリに送ると

今度はすぐに返事が来ました。

 

 

 「 テツさん、何を言ってるの。

   あなたの友達は僕の友達なんだから 」

 

 

わーーーもうーーー

なんてデカイんすか、あなたはーーー!!

 

豊かな人生!!

自分もそんな人生にしたい!!

 

とてもいい授業になったようで、

マサさんはマサさんで毎日

日本食を作ってマウリを喜ばしてくれたようで。



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そう、マサさんがマウリ家に向かった日、

じつはこんなアクシデントに見舞われたんだそう。

 

 

そんなときの行き先が

マウリの家で本当に本当に本当によかった!

 

マウリ、あなたの全てにグラシアース!!

ケイ、愉快な繋がりを生んでくれてありがとう!!

 

そして、マサさん、Buen Viaje!!

 

Pura Vida!!!

 

 

 『 人にやさしくされたとき

   自分の小ささを知りました 』

     MONGOL800「 あなたに 」より



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紡がれる瞬間。

 

毎週あるフットサル。

 

普段は体育館なのですが

この日は使用できずのため、

「 エリア伊都 」の練習でも

よく使うフットサル場で。


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マジで寒かったーーー

 

暑いところでプレーするのは

結構好きなのですが、

寒いところは本当に苦手で・・・

 

でも決して

南米育ちではありませんので

そこんとこよろしくです。

 

あ、でも寒い時期に

ネックウォーマーをつけて

プレーするのはなぜか好きなんだよなぁ。

 

今回ひとつ、めっちゃ嬉しかったプレーが!

 

ここ最近、

気づいたらすごく意識してる

「 相手と相手の間でパスを受ける 」プレー。

 

“ デ・ブライネ ” と “ ダビド・シルバ ” の

マンチェスター・シティ 」コンビの

この絶品プレーを映像で見つけると、

それはそれは何度もリピートするという日々。

 

この日のフットサルで一度だけ、

「 うわ、これだ! 」というのがありまして。

 

最終ラインにいた味方選手が

ボールをゆっくり運んできたとき、

彼のちょっと前のエリアに

受けられそうな「 間 」を見つけたのですが、

そのままそこに入り込むと

相手に見つかってしまいそうだったので、

一歩だけ離れたところで待機していました。

 

それから1~2秒後、

その周辺にいた相手選手の目が

ボールを持ってる味方選手に集中!

 

そこでエイっと「 間 」に侵入するのと同時に

それを見逃さなかった味方選手がパスを。

 

しかも、横に動いた僕が

前を向きやすいパスをくれたので

そこからスピードアップして

ゴール前にいる選手にラストパスを放てたのでした。

 

ほんと一瞬のことだったし、

誰が見ても「 すっげー 」ってプレーじゃないけど、

あのタイミングで「 間 」で受けられた感覚は

自分のなかでとてつもなく嬉しいことで!!

 

でもよくよく考えたら、

あのプレーは「 成功させてもらった 」んですよね。

 

パスを出してくれた味方選手が

あのタイミングまで意識的に待っててくれ、

動いた瞬間を見逃さずにパスを放ってくれた、

それがなかったら僕の成功体験はなかったのです。

 

彼が僕を成功させてくれた。

 

それを思ったら

彼に対しての感謝と信頼が湧いてきて、

よっしゃ、もっとオモシロイことやっちゃおうぜ、

な気持ちもどどーんと湧いてきました。

 

ペップ・グアルディオラ ” に憧れてきた僕は

どちらかというとパスの「 出し手 」として

やれること・考えられることを増やしたかったので

そっちの快感を追い求めてやってきていました。

 

反面「 受け手 」としての

苦手意識がずっとありまして。

でも今回やっと

「 受け手 」としての快感を覚えられた。

 

なんて嬉しいこっちゃーーーーー

 

デ・ブライネとダビド・シルバ

8億分の1歩くらい近づけた夜、

ふたりよ、インスピレーションをありがとう。

 

けど、これって、裏を返すと、

僕も彼を成功させたのかもしれないんですよね。

 

チームワークの糸ってきっと、

こうして一本ずつ紡がれていくんだ。

 

今までも考えたことあるのですが、

これまでとは比較にならないほど深い実感があって

帰るときにはもうひとりニッコニコです。

 

で、そんな気持ちで車を走らせると

ラジオから流れてきたのは椎名林檎の「 幸福論 」。

 

あーーー、めっちゃ幸せな夜だーーーーー

 

 

 『 明確なのは、

   楽しく笑顔が生まれる環境ほど、

   物事は成功しやすいということだ 』

      ペップ・グアルディオラ

     ( マンチェスター・シティ監督 )

 

 

 

切なすぎるラスト。

 

ほんっとに残念・・・

まさかのW杯ヨーロッパ予選イタリア敗退。

 

僕が初めて

W杯をライブで観たのは1990年イタリア大会、

中学生3年生のときでした。

 

この大会自体は全体的にディフェンシブで

華やかさに欠けた大会ではありましたが、

やっぱり「 初めて 」には思い入れが残るもので。

 

なかでも一番印象に残ってるのは、

ロジェ・ミラの圧倒的なヘディングでもなく、

ストイコビッチの華麗なキックフェイントでもなく、

マラドーナの必殺スルーパスでもなく、

ガスコインが流した涙でもなく、

意外なことに「 イタリア国歌 」なんです。

 

それまでは

日本以外の国歌をほぼ聞いたことがなかったので

「 国歌ってこんなに軽快なものもあるんだ! 」

とめっちゃ驚いたことを覚えています。

 

イタリアが勝ち抜いていったことで

何回も聞くようになって

気づいたら好きになっていました。

 

大人になってから聞くことがあると

中学生時代の自分の感覚が蘇ってきて

またなんかいいんですよねー

 

で、今回の

イタリア予選敗退と共にショックだったのが

伴って発表されたGKブッフォンの代表引退。


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あまりにも、あまりにも切なすぎるラスト。

 

試合前の国歌斉唱で

魂を込めて歌うあの姿がもう見れないんだ・・・

 

 

ちょっと前の何かのインタビューで

ブッフォンは自らの引退に関して、

 

 「 僕は人生を愛しているから、引退も怖くない 」

 

ということを言っていたのですが、

このタイミングで読むとあまりにもツライ・・・

 

でも「 ユベントス 」が不祥事で降格したときも

チームに残り這い上がってきたブッフォンなので、

このツラすぎる経験を少しずつ溶かしていきながら

さらに味わい深い「 漢 」になっていくんでしょうね。

 

これから先も、ずっと、ずっと注目していたい人です。


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そう、国歌といえば、

どうしても外せないのはやはり、

2016年ブラジルW杯でのブラジル国歌。

 

今あらためて見ても、涙が出ちゃう・・・

 

 

この子供たちのもヤバイ・・・

 

 

フットボール

本当にいろいろなことを教えてくれます、

昔も、今も、きっと、これからも。

 

 

 『 ガキの頃から言われ続けたことを

   今さらながら心の中で反芻してるよ。

   “ 敗戦にこそ多くの学ぶべきことがある ” と 』

    ジャン・ルイジ・ブッフォン( イタリア代表 )


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